Laboratories
研究室紹介
応用情報学講座
スポーツ工学・情報学研究室
担当教員大橋 智志
スポーツは、明るく豊かで活力に満ちた社会の形成や個々人の心身の健全な発達に必要不可欠なものです(文部科学省 スポーツ振興基本計画より)。近年、情報処理技術をスポーツに適用することで、競技技術の進歩に貢献している事例が増えています。さらに、快適かつ優れたスポーツ用具の開発やスポーツ障害の予防・改善には、人体の機能や競技動作の解明が不可欠です。
本研究室では、スポーツや福祉を工学および情報学の観点から捉え、スポーツデータの分析やスポーツ用具の開発・評価に取り組んでいます。
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認知神経情報学研究室 Cognitive Neuroinformatics Laboratory
担当教員土居 裕和
本研究室では、脳機能計測、データ・サイエンス、内分泌機能測定等を併用した学際的アプローチにより、人間行動の認知神経科学的メカニズムを解明すると共に、その知見を応用した支援技術開発に取り組んでいます。具体的には、生体情報特徴量を機械学習にかけることで、外部からは観測出来ない内的状態(心理状態etc)の客観的推定に取り組んでいます。また、実験心理学・脳機能計測等の手法を用い、人間行動の特徴とそのメカニズムを研究しています。これらの研究成果を活用し、人々のエンパワーメントを支援する技術開発(教育支援システム・発達障害診断補助技術etc)を実現することが、本研究室のミッションです。
研究室についてより詳しく知りたい人は、下のリンクをクリックしてください。
Main research activities in our lab include (i) investigation into cognitive-neuroscientific mechanism of human behaviors by intedisciplinary approach integrating brain function measurement and endocrinological mesurement, and (ii) development of assistive-technologies based on machine learning of physioloigical and behavioral data. Alongside with these main research topics, we are also pursuing several sub-themes such as mechanims of human attractiveness/Kansei information processing and motor-contol based on sensory information.
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実験心理学研究室
担当教員秋元 頼孝
大学の役割として教育(知の伝承)と研究(知の創造)があげられますが、広い意味で考えるとこれらは人間社会のあらゆるところで行われていることでもあります。人間は、普段の生活を過ごす中でも常に学習して脳をアップデートしているからです。言語は曖昧で不完全なものですが、それでも多くの知の創造や伝承の場面で有用な道具の一つとして大きな役割を果たしています。このような考えのもと、当研究室では、人間の言語理解・使用の認知メカニズムや、言語以外にも広い意味で学習や教育に関連するであろう様々な人間の心の働きについて、実験心理学の手法(脳波計測や視線計測を含む)を用いて研究しています。
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医療・福祉支援工学研究室
担当教員大岩 孝輔
生体医工学という言葉をよく耳にしますが、医師と工学者のコミュニケーション、理解や知識が不足しており、医療現場が有する課題・ニーズが工学分野に十分行き届いていないのが現状です。当研究室では、医師とコミュニケーションをとりつつ、医療と工業の共創により新規的な事業や技術を生み出すべく、医学と工学が連携する医工連携の研究を推進しています。具体的な研究テーマは、医療現場における感性計測、機械学習を用いた手術器具の動態解析、医療機関に通う患者さんを対象とした遠隔バイタルサインモニタリングの実現に向けた研究などです。これらの研究により、医療従事者を支援するとともに、患者さんや高齢者をはじめとする生活者がより良い生活を送れるようにすることを目指します。
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アンビエント生体医工学研究室
担当教員 野村 収作,黒田 大貴
RESEARCH FIELD:
Ambient Engineering, Biomedical Engineering, KANSEI physiology, Biological Information Processing
RESEARCH TOPICS:
1) Development on ambient biomedical systems which feedbacks human physiological information with controlling ambient circumstance to adapt or regulate humane mental and/or somatic condition
2) Development on apparatus to determine human hormonal secretion in the non-invasively and less stress manner toward the objective human stress determination
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理論生命科学研究室
担当教員西山 雄大
<Research Fields>
生命システム、内部観測、認知科学、動物行動学
<Research Topics>
多感覚システム、群れ、創発計算、適応能、自己組織化
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マネジメントシステム学講座
3E(エネルギー、経済、環境)研究室
担当教員 李 志東
経済学、計量経済学、エネルギー経済学、環境経済学などの理論、手法を用いて、エネルギー需給問題、環境問題に関する実証的研究を行い、持続可能な発展のための政策提言を目指すとともに、エネルギー・環境経済学ともいうべき新しい学問体系の構築を試みます。学生諸君の鋭い感性とチャレンジ精神を活かしながら、切磋琢磨を通じて研究を展開したいと考えています。
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経営戦略・技術経営・ものづくり経営研究室
担当教員鈴木 信貴
経営という現象は非常に複雑な現象で、様々な要因が影響します。当研究室では、経営学の基礎・最新文献を輪読し、理論、研究方法を学ぶとともに実務家のゼミへの招聘や会社・工場のフィールド調査を通して、一歩ずつ経営の因果関係を解明することを目指しています。また、京都大学、同志社大学、関西学院大学、立命館大学が主催するビジネススクールの交流団代「関西MBA学生フォーラム」に会員として参加し、大学間の交流を深めています。
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データサイエンス講座
機械学習理論研究室
担当教員雲居 玄道
機械学習理論研究室では、応用研究として、優良顧客になる要因を特定したいなど実企業における課題を改善する施策立案のための手法を開発していきます。
さらに、理論研究として、応用研究で得られた知見を元に、どういったケースで適用可能な手法なのかということを理論的に明らかにすることが大きな課題です。
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知識システム研究室
担当教員湯川 高志
知識システム研究室では、インターネット等に存在する大量の『情報』からユーザの要求に適したものを検索、それら断片的な情報を利用可能な『知識』として集約・再構成するコンピュータシステム『知識オーガナイザ』についての研究を行っています。
インターネット上に存在する情報はそれだけでは断片的であり、知識として利用するためには人間が理解できるように再構成しなければなりません。しかし情報は膨大で、知識の集約・再構成を人手で行うことは大きな負担となります。そのため、これらの作業をコンピュータで代行させることで、ユーザーの負担を軽減させるというのが知識オーガナイザの目的です。
本研究室ではこれら知識の集約のためのアルゴリズムやシステムを研究しています。この分野の適応範囲は非常に広く、検索技術やWebでの評判情報の抽出、また人間の経験的知識を形式知に変換する研究など、様々なテーマに挑戦できる研究室です。
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知識メディア研究室
担当教員羽山 徹彩
私たちは、人間の能力(表現、思考、コミュニケーション)をコンピュータを用いて拡張するための知識メディア技術の開発を目指しています。そのために、ユーザが必要とする知識を獲得するための情報収集・分析を行う知識処理技術、ユーザにとって利便性が高く、活動を阻害しないヒューマンインタフェース技術、知識をコンピュータに蓄積し活用できるようにした知識ベース技術を組合せながら、人間とコンピュータが協調したシステム開発に取り組んでいます。<br>現在の対象は、学習支援、対話支援、SNS上での情報拡散現象、空間情報を用いた行動支援、など多種多様な領域に対し、挑戦しています。
ウェブサイト https://kmlab.nagaokaut.ac.jp/
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安全データマネジメント研究室
担当教員張 坤(システム安全工学専攻 兼担)
日常生活空間の中で直面する危険性は何ですか?どうやってこれらの危険を回避しますか?私たちは、安全・安心な日常生活を支えるための安全知識基盤を構築することを目指しています。そのために、本研究室では、安全ビッグデータの利活用による事故低減のための社会技術研究に力を入れています。日本、米国、欧州及び中国における様々な傷害サーベイランスシステムや製品リコール情報データベースの調査分析及びそれらのデータの利用方法の開発・実践を行っています。また、安全情報の活用能力習得するための演習プラットフォームや市場品質情報監視システムの開発にも取り込んでいます。
本研究室はコアタイムがなく、各学生が決めた時間に研究活動をしています。ゼミもしくは勉強会が毎週あり、ゼミではお互いの研究状況や各人の研究に関する論文についての発表・討論を行い、互いの発表に対して質問や議論をして研究内容への理解を深め合っています。勉強会では留学生や先生と、英語と日本語の会話によるコミュニケーションを通して語学力の向上を図っています。本研究室は設立されたばかりで研究室のメンバーは先生も含め5人と少ないですが、それぞれが自分の研究を熱心に行っています。
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