近年、入学前に高校や高専等で受けた教育内容の違い等から、入学後に授業についていくのが難しいというケースが発生しています。本学は、そうした事態になる前に、基礎学力が不足していると自覚する学生に対して、大学院修士又は博士課程の先輩が学習の支援を行う独自の制度を設けています。この制度を学習サポーター制度と言い、支援する先輩をサポーターと呼んでいます。現在、2種類のサポートがあります。一つは「個別学習サポート」で、もう一つは「サポートス ペースでの学習サポート」です。どちらもサポートを受ける学生の費用負担はありません。
これまでサポートを受けた学生の感想
本課程・専攻においても、多くの学生が、必要に応じてこれらの制度を活用してきました。授業内容に追いつくためのサポートだけでなく、授業内容の理解をさらに深めたり、授業の先にある応用例などを教えてもらったりなど、最も身近な存在である先輩から、多くの貴重なアドバイスがもらえる点が好評です。
また、「サポートスペースでの学習サポート」では、毎週決まった日時・場所に、先輩が常駐しています。困った時にはサポートスペースに行けば、優しい先輩が様々なアドバイスをしてくれます。
これらの制度におけるサポートの状況や、学生の理解度などは、随時、授業を行う教員にも伝えられ、授業、教育そのものの質を向上させるための貴重な情報としても活用されています。
学習サポーター制度について、詳しくは以下の本学 公式ページをご覧ください。
“学習サポーター制度による教育力の進化”
長い学生生活の間には、何かと不安な事があるものです。本学には、クラス担当教員のほかに、学生一人一人にきめ細かな指導助言が行えるよう、「アドバイザー 教員」を置く、アドバイザリー教育制度があります。5~6人程度の少人数の学生を1人の教員が担当し、クラス担当教員と連携して学生生活全般にわたって相談に応じます。以下のような相談内容が具体例として挙げられます。
相談は、アドバイザー教員が設定した日時に会うだけでなく、学生の皆さんがいつでも自分から相談をしていただいて構いません。不安なことは一人で抱え込まず、アドバイザー教員にどんどん相談して、充実した学生生活を送ってください。
主な相談内容