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プロフィール

大岩 孝輔

Kosuke OIWA

職名
准教授
学位
博士(科学)
所属
工学部 情報・経営システム系 応用情報学講座
研究分野
医工連携,生体医工学,感性工学,機械学習
研究テーマ
医療現場における感性計測,機械学習を用いた手術器具の動態解析,多波長顔画像に基づく遠隔バイタルサインセンシング
研究業績等

https://researchmap.jp/kou_oiwa/

所属学会
IEEE,電気学会,電子情報通信学会,日本生体医工学会,日本感性工学会,日本内視鏡外科学会
研究室名
医療・福祉支援工学研究室
メールアドレス
oiwa(at)vos.nagaokaut.ac.jp

研究概要

医工連携,生体医工学,感性工学,機械学習

テーマ1:医療現場における感性計測

医療従事者や医療教育を受ける医学生が共有する暗黙知(医学教育の経験値や手術の美しさなど)を解明することを目指し、手術時や医療教育受講時の医療従事者や医学生の生理・心理・行動状態などの感性情報から、手術や手術トレーニングのパフォーマンスなどを定量的に評価することを行っています。さらに、医療従事者が使用する手術器具やサージカルアシストスーツなどの使用感を感性計測により評価することも行っています。

テーマ2:機械学習を用いた手術器具の動態解析

手術手技を定量的に評価できる手法の確立を目指し、機械学習を用いて手術動画内より抽出した手術器具の動態解析により手術手技のうまさを定量的に評価する研究を行っています。

テーマ3:多波長顔画像に基づく遠隔バイタルサインセンシング

穿刺・採血することで計測可能な血糖値や、専用機器に付随する計測用カフを上腕などに巻きつけることで計測可能な血圧を、遠隔的に計測した多波長顔画像から推定することを目指します。多波長顔画像とは、可視・近赤外帯域で計測した顔色の情報を含む顔画像と赤外帯域で計測した顔の皮膚温度の情報を含む顔画像のことです。顔色や皮膚温度は皮膚血流により変動することが知られているため、多波長顔画像は遠隔的に計測可能な血行動態指標です。我々の研究室では、多波長顔画像の空間特徴量に基づき、血糖値や血圧などのバイタルサインを推定する技術開発を目指します。さらに、最近では血液透析患者さんの顔画像から透析中の血圧急変を予測するためのアルゴリズム構築の研究も進めています。

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